Section 4

大空間への挑戦

大空間への挑戦では、丹下が構造家・坪井善勝とパートナーを組み、様々なシェル空間を実現したプロセスを紹介します。戦後間もないころ、日本では体育館のような柱のない大空間を実現しようとすると、鉄骨を用いることが普通でした。しかし、鉄は大変高価な素材だったため、丹下と坪井は工費の安いシェル構造によって大胆な造形を目指すことになります。当時、アメリカではエーロ・サーリネンが MITオーディトリウムなどを完成させていましたが、丹下らはサーリネンを最大のライバルとみなし、地震が多発する日本で様々なシェル構造を実現しました。

  • 4-1.
    平和記念広島カトリック聖堂設計競技案

    透視図|『平和記念広島カトリック聖堂設計競技設計図書』洪洋社、1949所収

  • 4-2.
    広島子供の家

    配筋図|1/20|1952年4月23日|540×834|青図|東京大学生産技術研究所川口健一研究室

  • 4-3.
    愛媛県民館スケッチ

    丹下健三の手帳に記された愛媛県民館の検討図|1952年2月、3月|145×95|手帳|個人蔵

  • 4-4.
    愛媛県民館

    愛媛県民館(1953年)模型|1/100|2013年|150×801×700|木|製作:金沢工業大学環境・建築学部西村督研究室・竹内申一研究室、技術協力:下川雄一、撮影:竹内申一、所蔵:香川県立ミュージアム

  • 4-5.
    駿府会館

    静岡市体育館構造計算書|1957年4月6日|268×386|鉛筆、紙|東京大学生産技術研究所川口健一研究室

  • 4-6.
    香川県立体育館

    二階床版配筋図|1/100|−|−|第二原図|ハーバード大学デザイン大学院フランシス・ローブ図書館

  • 4-7.
    東京カテドラル聖マリア大聖堂設計競技案

    設計競技案模型|写真|−|個人蔵

  • 4-8.
    東京カテドラル聖マリア大聖堂

    配置図|1/100|1963年6月15日|800×1107|鉛筆 インク、トレーシングペーパー|ハーバード大学デザイン大学院フランシス・ローブ図書館

  • 4-9.
    クウェートスポーツセンター計画

    1階平面図|1/500|1969年9月|マイクロフィルム|丹下都市建築設計

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